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当事者の半数以上は、セクシュアリティ(自分の性別をどう感じるか、誰を好きかなど)を中学生までに自覚しています。

トランスジェンダーだけでみると小学校までに6割が自覚しています。

しかし、学校でLGBTについて習った経験のある人はほとんどいません。

また、セクシュアリティを自覚した時に8割の人が周りに相談できていません。

その理由として、正しい情報や肯定的な情報の少なさ、周りに理解されるか不安だったことがあげられます。

15歳〜19歳の間にインターネット経由で会った人が3割で1番多いです。

インターネットが便利な時代になりましたが、安全とは言い切れません。

L・G・B・Tの4つに分類できるわけではなく、 一人ひとり、性のあり方は違います。

ここでのLGBTという表現は全ての性的マイノリティを含みます。

アンケート1

いつセクシュアリティを自覚したのか

アンケート2

​当事者以外に初めてカミングアウトした時の相手

友人が7割と半数以上を占める一方、親や教師など大人の割合は圧倒的に少ないです。

悩んでいる時に力になってくれる大人の存在が必要だと感じます。

アンケート4

当事者が行政に取り組んでほしいこと

  1. 行政職員・教員へのLGBT研修

  2. パートナーシップ制度の整備

  3. LGBTに関する学校教育

  4. 同性同士でも利用しやすい里親制度の整備

  5. LGBT支援宣言

  6. LGBTに関する相談窓口の設置

  7. コミュニティスペースの運営

市民の生活を支える行政職員、子どもたちの1番身近な存在である教員がLGBTの研修を行い、知識を身につけて欲しいという声が多数ありました。次に、渋谷区・世田谷区を皮切りに徐々に増えている、自治体でのパートナーシップ制度の整備が続きました。コミュニティスペースについては、行政が運営することで運営主体が明確になり、安心して利用しやすくなるという意見がありました。今回のアンケート結果から、LGBTの抱える問題には行政のサポートが強く求められていることが分かりました。

今日からできること Ally(アライ)になろう

LGBTを理解し、支援したいと思う人々をAlly(アライ)と呼びます。

誰が理解をしてくれる人なのか、当事者には分かりません。

レインボーのものを身に付ける、

LGBTに対する肯定的なメッセージを発信するなどして、

誰もが安心して過ごせる社会を作っていきましょう。

LGBTへの取り組み

LGBT Right and Equality

自分以外の当事者と初めて会った時の手段

アンケート3
アンカー 1
アンカー 2
アンカー 3
アンカー 4
アンカー 5
アンカー 6

基礎知識の説明と、関西レインボーフェスタ(2015年)で行ったアンケート結果の一部をご紹介します。

実施日時 2015年10月10日(土)

場所 扇町公園(大阪府大阪市)

実施方法 レインボーフェスタでの回答、Web回答

回答数 272件(現地:199件、Web:73件)

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