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福銀IJU課の木原さんのインタビューです。残念ながら顔写真NGということで、飼い犬の(?)写真で誤魔化します(笑)。まずは自己紹介をお願いします。

福井銀行武生支店の木原さちほです。鯖江市出身で、武生商業高校を卒業後、一昨年4月に福井銀行に入りました。現在20歳です。

20歳ということは福銀IJU課、越前市役所IJU課を通じて最年少ですね。2年前まで高校生だったということですが、その頃のことを教えてください。

高校の思い出はやっぱり部活のことが一番ですね。ソフトボール部の活動ばかりでした。決して強くはなかったのですが、あまりソフトボールの経験者っていないので、頑張った分だけ上手になれたし、試合にも出られたので、一生懸命やりました。テスト前でも練習ばかりだった記憶しかありません。3年生の時はキャプテンもやりました。

社会人になってから改めて、部活で学んだことがとても重要だったと感じています。チームプレイとか、向上心とか。

なるほど。確かに部活には、机に向かっての勉強で学べないことがありますよね。部活以外はどうでしたか。また、福井銀行に入ったきっかけなどがあれば教えてください。

部活ばかり、とは言っても、高校では勉強も頑張ったと自信を持っています。3年間皆勤だったんですよ。検定も簿記、珠算、電卓、ワープロなど取れるだけ取りましたし。

商業高校では3年になると、大きく就職組と進学組に分かれるのですが、私は当初決めかねて、どっちつかずの状態でした。進学も考えながら、企業見学にもいくつか行きました。ホテルや鉄道会社や通信事業者など、様々なところを見に行きました。

そのうちの一つ、福井銀行を見てからは「絶対ここで働きたい」と強く思うようになりました。理由は、と改めて聞かれるとなかなか説明が難しいのですが(笑)、職場の雰囲気とか、先輩たちの人柄とか。相性ですよね。自分に合っていると感じましたね。

勉強も、部活動も、とかなり充実した学生生活だったんですね。

勉強と部活動と、それとアルバイトも少ししました。就職が決まってからの数ヶ月ですが、市内の蕎麦屋さんのお手伝いをしました。お小遣いが欲しかった訳ではなく、そのまま社会に出るのが怖かったんです。短期間ですが、就職前にこのアルバイトをしておいて本当に良かったと思っています。はるか年上の人達と一緒に働くのは生まれて初めての経験でしたし。

アルバイトもお金以外に得ることがたくさんありますからね。ところで県外での就職や進学は考えなかったのですか。

福井銀行に入ることができなければ、進学していたと思います。でもどちらにしても地元を離れることは、まったく考えたことがなかったですね。なんでだろう、ただ単純に地元が好きなんだと思います(笑)。私は姉が3人居るのですが、3人とも今も近くに住んでいます。家族揃って故郷に誇りを持っているから、私もそれが自然のことだったんでしょうね。

ちなみに私の父はIターンですね。鹿児島の出身で、社会人になってから福井に来たんです。私も鹿児島の親戚の家には時々行っていましたし、もし福井を出るなら鹿児島を選んでいたかもしません。

ご両親も、移ってきた鯖江市に愛着を持ったからずっと住んでいるんだと思いますし、それは木原さんやご姉妹にも受け継がれたんですね。ちなみに越前市への思いは何かありますか。

あまり違いはないと思っています(笑)。鯖江と越前市は隣ですし。高校は越前市内でしたけれど、鯖江市か、越前市かなんて特に意識したことはないですしね。中学の遠足などで、「たけふ菊人形」や「越前和紙の里」には何度か行きました。日野川の花火大会も見に行ったことがありますよ。

 

鯖江も、越前市も、同じくらい良いところですよね!! それでは、銀行での仕事について教えてください。

入ってもうすぐ丸2年になりますが、1年目は武生北支店に配属になりました。吉野地区の比較的小さな支店です。小規模で、職員も少ないので、1年目はありとあらゆる業務を幅広く経験することができました。

2年目になり現在の武生支店に移りました。武生支店は逆に、職員がとても多く、細かく分業化されています。私が担当しているのは、日本銀行の代理店としての業務です。日銀代理店は、当行の100近くある店舗の中でも本店、敦賀、大野、三国、小浜、武生の6支店だけしか行っていない業務です。取り扱うのは国債や財政融資、国庫送金など、福井銀行としてではなく、日銀の業務になるので、特殊な仕事と言えますね。

なるほど。まったく想像がつかないですが、責任重大な仕事だってことは分かりました(笑)。通常の業務も大変だとは思いますが、IJU課の一員として目指すものがあれば教えてください。

私の強みは、ずっと県内に住んでいることだと思っています。これは同時に弱みとも言えますが、でもIJU課の中では貴重な立場ですし、私にしか気付かない発想もあるのではないかと思っています。ではそれが何なのか、と今聞かれると困ってしまうのですが(笑)。私自身もそうですし、私が家庭を持って、いずれ子どもが生まれたりした時に、子どもも誇りに思ってもらえるような土地にしたいですね。

そうですね。木原さんの若い感性を頼りにしています!
さて、最後の質問です。越前市役所IJU課長の橋本さんからの質問です。さちほさん、平仮名の名前は珍しいですが、何か由来などがあれば教えてください。

先に話したとおり、私は女ばかりの4姉妹の末っ子なんです。4人とも平仮名3文字で、かつ4人とも同じ画数なんですよ!

平仮名3文字で9画……お姉さん達3人の名前は何でしょう、思いつきませんね。でも4姉妹で名前を揃えているなんて素敵ですね!

木原さん、ありがとうございました!

第18回 木原 さちほさん(2016.2.22)
 
※発足したばかりのIJU課の活動を広く知ってもらおうと、
IJU課のメンバー紹介をFacebookで連載していたものです
 
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