top of page

福井銀行武生支店IJU課も越前市役所IJU課と同じく12名から構成されていますが、その中でトップバッターです!

まずは自己紹介として、簡単に福井銀行に入るまでのことを教えてください。

昭和63年7月22日生まれの27才です。福井市で生まれ育ち、藤島高校を卒業後に一橋大学に進学。その後平成23年4月に福井銀行に入り、現在入行5年目です。

7月に発足した福井銀行武生支店IJU課の課長を仰せつかっております!

 

とても真面目な、頼りになりそうな課長ですね!次に、学生時代に学んだことなどを教えてください。また、それを選んだ理由なども教えてください。

大学では経済学部でした。なぜ経済学部かと言うと、当時は深く考えず、数学が得意だったことから選んだのですが、経済という視点を持って外から福井を見つめ直すことができ、学んだことはその後の自身の進路に大きく影響を与えました。

大学のゼミでは環境経済学を専攻しました。卒業論文は「原子力発電所が地域経済に及ぼす影響」というテーマで、福井県をモデルに原子力発電所の経済効果を分析しました。卒論に取り組んでいた当時は、偶然ですが東日本大震災の直前の頃でした。

 

一橋大学の経済学部と言えば、竹中平蔵さんなど著名な経済学者を多数輩出している名門ですね。では次に、学生の時のアルバイトのことを教えてください。

焼肉屋のウェイターや塾講師をしていました。特に塾講師は、人に物事を教えると言う点で、社会人になってから後輩の指導するにあたり、経験しておいてよかったと感じることがありました。

どちらの仕事も今になって思い返してみると、会社経営という視点から改めて考えさせられることがありますね。当時は管理する側について意識することは皆無でしたから。

 

銀行員ならではの、貴重な“気付き”が数多くあるのでしょうね。

大学は福井を一旦離れた訳ですが、その時の思いがあれば教えてください。

高校生の時、大学進学を考えていた頃は、やはり地方で暮らしていることに物足りなさがありました。ありきたりですが、都会に出たいという強い思いから進学先は東京になりました。

ただ実際に離れてみると、すぐ福井が恋しくなりましたね。帰省するのが好きで、頻繁に戻ってきていました。

 

では福井と比べて東京で感じたこと、経験したことがあれば教えてください。

私が生活していたのは国立市という都心からは外れた場所でした。静かな住宅街が中心で、住みやすさは割と福井と変わりませんでしたよ。でも買い物などで都心に出ると、人が多くてすぐに疲れて嫌になりましたね。福井に比べるとすごく空気が澱んでいたと感じましたし。

 

細川さんは言葉の節々に、故郷福井への愛を感じますね。私の文章力でそれを巧く伝えられないのが残念で(笑)。

では大学卒業後は迷わず福井に戻ることに決めたのでしょうか。

離れてみることで改めて福井は良いところだと、本当に思いました。空気はきれい、人は暖かい、住むには最高だと今でも思っています!

Uターン以外の道をまったく検討しなかった訳ではないですけれど、早い段階で福井に戻ることに決めました。

 

福井に戻ると決めていた中で、就職先として銀行を選んだ理由を教えてください。

先に話したとおり、大学では福井の経済に関することを色々と学びました。特に福井の人口動態を調べてみると、人口減少が進んでいることを改めて実感したんですね。高齢化が著しく進んでいる。つまりこれからの福井を支える若者が減っている。自分が福井を支える若者になろう!と。様々なことに広く携わることができるのは銀行だと、そう思って、福井銀行を選びました。

 

素晴らしい心意気です! 現在の主な仕事内容について教えてください。

今は武生支店の法人営業を担当しています。簡単に言えば企業のお客様への融資に関することです。市内の企業約50社を受け持っています。

 

IJU課の一員として取り組んでいきたいことを教えてください。

やはり人口減少問題をいずれ解決することが、自身のライフワークになると思っています。とは言えすぐに目に見えるような解決策なんて当然ありません。いずれ20年後、30年後、もっと先にこの問題が解決に向かった際に、最初の第一歩が細川だったと言われるように、日々取り組んでいきたいと思っています。

 

メンバーは今後入れ替わっても、IJU課という活動は今後ずっと続いていってほしいですね。

質問は次が最後になります。前回インタビューの私、越前市役所IJU課牧野から細川さんに質問です。ずばり、福井銀行頭取になる予定はありますか? もしくは日銀総裁はいかがですか?

福井銀行頭取にはなります! 有言実行、断言します!!

それと、日銀総裁になるつもりは無いです(笑)。私の中で、物事を考える最大の単位は福井県なんです。福井をいかにして良くするか、ということを常日頃考えていますが、日本全体を、もしくは世界を……とまではあまり考えていません。やはり銀行員として地域に尽くすためには、頭取になるのが1番でしょう!

 

本当に力強い言葉、ありがとうございます。いずれ頭取になった時に、このインタビューのことを思い出していただけるととてもうれしく思います。

終わりに、次回インタビューの指名をお願いします。また、そのメンバーへの質問を1つ、挙げてください。

再度バトンを越前市役所IJU課へお返しします。越前市役所IJU課のXさん、次回お願いします。仕事のやりがい、もしくは仕事で失敗したことのエピソードを教えてください。

 

細川さん、ありがとうございました。今後も是非、一緒に越前市を盛り上げていきましょう!

第6回 細川 達矢(2015.9.1)
 
※発足したばかりのIJU課の活動を広く知ってもらおうと、
IJU課のメンバー紹介をFacebookで連載していたものです
 
bottom of page