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では早速はじめましょうか!! まずは自己紹介として、簡単に越前市役所に入るまでのことを教えてください。

昭和63年1月生まれ、現在27才です(棒)。

三重県津市で生まれ、高校まで津市で過ごしました(棒)。津市は三重県の県庁所在地ですが、実はとてものどかで、家の前は田んぼだらけ、裏の山では筍や椎茸が取れます(棒)。

大学時代は大阪で一人暮らしをしていました(棒)。

その後、三重県内の市役所にUターン就職し、4年間勤めました(棒)。

昨年、結婚を機に越前市に引っ越し、専業主婦をしていました(棒)。

この春からは越前市役所で働き、産業政策課に配属されています(棒)。

現在、IJU課橋本課長の隣の席で仕事をしています(棒)。

 

……ものすごい棒読みですね。リラックスしてください(笑)。次の質問行きますよ? 学生時代の専攻を教えてください。また、それを選んだ理由なども教えてください。

緊張しておりまして、ロボット口調になっております。

大学では経済学を専攻していました。「経済」という言葉の語源には「経世済民」=「世の中をよくして人々を救う」という意味があり、そのような学問を学びたいと思ったからです。

学生時代、私の地元の三重県は企業誘致が盛んで、全国的にも地域経済への取り組みが有名になりました。そんな企業と行政が一体となった街づくりを知り、自然と産業が地域に与える影響力の大きさに興味を持つようになりました。

 

「経世済民」は「けいせいさいみん」と読むんですよね。

では、次! 越前市役所に入る前のお仕事について教えてください。

前職は、三重県内の市役所で、個人の住民税を計算する仕事をしておりました。税金というと、なかなか市民の方には喜ばれない仕事ではありましたね。仕事では、ややこしい税金の仕組みを、市民の方に少しでも分かりやすく説明できるよう心掛けていました。相手に分かりやすく伝えるというのはまだまだ苦手で、今も勉強中です。

 

三重県で働いていた時、あるいは大学時代大阪で過ごしていた時の、その土地ならではの経験などがあれば教えてください。

三重県には、F1で有名な鈴鹿サーキットがあります。F1の開催時期には世界中から関係者や観戦客が集まり賑わいます。多くの人が三重県に集中するので、県外の友達を連れて観戦に行ったことがありますが、県内の宿は満室で、名古屋でしか予約が取れませんでした。レースの音はかなり大きく、街全体に響き渡る程です。是非一度F1の迫力を体感しに行ってみてください。

大学時代は大阪の中心地・梅田まで電車で20分のところに住んでいました。初めての一人暮らしでテンションあがっていましたね。都会でいっぱい買い物ができる!!って(笑)。あとはやっぱり、大阪は粉ものですね。近くの商店街のたこ焼きが安くて美味しかったので、よく買いに行っていました。

大学時代の4年間は、ものすごく遊んでいたわけではなく、田舎者なりに都会暮らしをエンジョイしていましたね……(笑)。でも、やっぱり合コンとか行ってみたかったなぁ……(遠い目)。

 

……はい、次行きましょうか。越前市で働く前に感じていた越前市の印象があれば教えてください。また、その印象は、実際に移住してみてどのように変わりましたか。

越前市のことは、夫が越前市内の企業に就職したのを機に知りました。最初は「越前」という名前から、寒くて雪が多くて、カニが獲れると勝手にイメージしていましたね。こちらに来て実感したことは、焼き鳥が美味しい(笑)。交通面では、車がないと生きていけないことですね。

住んでみてからは、そんなに都会でも田舎でもなく、住みやすいところだと感じました。雪にビビッていたんですけど、融雪設備がしっかりしていて、意外と過ごしやすかったです。

でも湿気が多く、特に冬はなかなか晴れる日がないのが残念ですね。でもその分、春になり晴れの日が増えてくると、外に洗濯物を干せる機会も増え、太陽のありがたみを実感することができます。季節の移り変わりを肌で感じることができるのもここの特徴ですね。

 

越前市の他にも移住先として考えた場所はありましたか。また、その中で越前市を選んだ決め手があれば教えてください。

私の場合は、結婚がきっかけだったので他に選択肢はなかったですね。

ただ、福井県は幸福度ナンバー1の県であり、学力も高く教育環境が整っているとニュースなどで聞いていたので、暮らしやすい土地だと思っていました。

大学を選ぶ時は、若かったので単純に田舎とは違った世界を見てみたいと思って、都会の大学を選択しました。どうして大阪なのかといいますと、名古屋は近すぎるし、東京は怖いし……。

東京って、怖くないですよ、ねえ、牧野さん?(笑)

越前市役所を選んだきっかけなどがあれば教えてください。

以前も市役所で働いていたので、住んでいる地域で自分の経験が少しでも活かせればと思ったからです。

また、産業が地域に与える影響に興味を持っていたので、伝統産業が盛んで、先端技術を持った企業も多く集まっており、産業と言う面で非常に大きなポテンシャルを持った「越前市」はとても魅力的でした。

 

現在は、越前市役所でどのような仕事をしているのか教えてください。

主に、中小企業への融資や、雇用促進対策に関することを行っています。

この前は日経BP社とのタイアップ事業として、実際に越前市に都会の女性を案内し、越前市への移住について考えてもらうモニターツアーを行いました。越前市の伝統産業を体験したり、先輩移住者たちの体験談を聞けたりして、普段なかなかできない貴重な体験の出来た実りの多いツアーになりました。ツアーに参加された方は、越前市民の優しい人柄や、越前市の移住者に対する積極的な姿勢にも魅力を感じた、とおっしゃっていました。

 

IJU課の一員として、今後取り組んでいきたいことなどがあれば教えてください。

昨年引っ越してきた際、誰に何を聞いたらいいのか、同世代の人とどのようにして触れ合えばいいのか、手段が分からず、非常に困りました。そんな同じような境遇の女性の役に立ちたいと思い、今後「IJU女子」という移住女性の交流の場を立ち上げる予定です。

前回インタビューを受けた、吉村さんからの質問です。

旦那さんと行った市内の1番のおすすめデートスポットとエピソードを教えてください。

無難に「菊人形」ですかね(笑)。結婚する前にたけふ菊人形へ行き、越前市の秋を楽しみました。その時に越前市のスタッフが記念撮影をしてくださったことを覚えています。

他はそうですね……休みの日には、市内のご飯屋さんを開拓しています。特に越前そばのお店を巡るのが楽しみで、こっちに来てから9店舗は制覇しました。まだまだ少ないですかね……。

 

 

いろいろと新婚生活エンジョイなさってるみたいですね。

では、最後に、次回インタビューの指名をお願いします。また、そのメンバーへの質問を1つ、挙げてください。

じゃあ、同期でUターン経験者の牧野さんで!! 質問は、東京での武勇伝を語ってください!!

 

なるほど~ 牧野さんならたくさんありそうですね(笑)。

友国さん、本日はありがとうございました。

第4回 友国 麻里(2015.7.14)
 
※発足したばかりのIJU課の活動を広く知ってもらおうと、
メンバー紹介をFacebookで連載していたものです
 
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